週末は仙台にいます
仙台出張中です。
ホテル暮らしですが、一回バスタオル一枚で大浴場から6Fまで冒険したことがあったけど、これと言って面白いことなく一週間が過ぎ。
週末も仙台なので観光しようと。
前日から降り出した雪が仙台の今年一番の積雪を記録した次の日の土曜日。
朝起きて隣のENEOSにあるニコニコレンタカーさんで8~20でレンタル。2525(ニコニコ)円。安い。免責保障つけなかったので店員のおじさんに十本ぐらい釘を刺されながら出発。
行先は樹氷を見に蔵王へ。途中全日本シクロの会場に行く道を通り、シクロクロス千葉が日曜に開催されることを悔やむ。
時間が早かったので遠刈田温泉の先にある青根温泉へ。
「じゃっぽの湯」という温泉で源泉かけ流し。露天風呂とかはないけど310円でシャンプー系があるのは安い。じゃっぽとは仙北の方言で「風呂」という意味。つまり「風呂の湯」ですね。「頭痛が痛い」みたいな。
遠刈田温泉まで再び降りてバスに乗り換え。というのも今回樹氷を見に行くにあたって、すみかわスノーパークに行かなければならないのだけども、樹氷ツアーのお姉さんが半笑いでレンタカーは無理みたいなことを言ったのでびびったのだ。(バスは予約すれば無料)
澄川スノーパークについて4800円を払う。雪上車で登っていくこと50分。
眠い。これは寒さから来るやつ?寝たら死ぬやつ?外は吹雪いているし。
到着。さ、さみぃ!ガイドさんの案内で樹氷まで降りていく。
写真のようにエビフライのしっぽみたいにならないと樹氷とは言わないらしい。
ガイドさんが写真を撮ってくれました。
お分かりいただけますか?風に向かって立っているので目が開けられない。果たして何人のツアー客が目を開けた写真を撮れたのだろうか。二週間にいっぺんぐらいしか晴れないそうです。晴れてるときはとてもきれいだとか。
次回に期待。
長靴を履いていたけど寒すぎ。遠刈田温泉に戻ってきてすぐにバス停の隣の「神の湯」へ。
ここも310円。シャンプー系が置いていなかったけど、少しぬめっとした温泉は源泉100%かけ流し。熱い湯とぬるい湯があって、熱い湯は45℃。何人か観光客が挑戦していたけど1分も入っていられない。そこにドヤ顔で入る地元のおじいちゃんたち。よくある光景です。流石に熱いのでぬるい湯にいくと42℃と。いや、熱いよね、これ。しかし45℃を体験した後だとすごくぬるく感じる。なるほど、そういうことか。風呂上がりのコーヒー牛乳は至福の時。
日曜日
朝起きて隣のENEOSにあるニコニコレンタカーさんで8~20でレンタル。2525(ニコニコ)円。安い。(コピペ)昨日と同じおじさんだったので言われる前にサインできちゃうし、手続きも早い。
さて、宮城といえば日本三景松島である。「松島や ああ松島や 松島や」というのを聞いて「ちゃんと詠おうよ芭蕉さん」と思ったものだけど、実際には芭蕉さんじゃないみたいですね。車で行くと、渋滞。やっとの思いで駐車し、遊覧船乗り場へ。途中カキ祭りなるものをやっていたけど、先週北海道の友達が大量に送ってくれて、一年分ぐらいは食ったので食欲がわかず。無料のカキ鍋or焼き牡蠣があったけど長蛇の列。寒い中並びたくなかったので華麗にスルー。
代わりに甘味処に入ってずんだ餅タイム。
ちゃんとしたものは初めて食べた。漬物がついてくるんだけど、甘い物としょっぱい物交互に食べることでずんだ餅の甘さが引き立ってた。また緑茶に合うね!ずんださん!
遊覧船の時間が来たので発着所へ。きました第二芭蕉丸。
入った瞬間のゲ○の臭い。うっとなったけどすぐに鼻慣れる。人間て怖い。遊覧船は塩釜までのコース。車松島だったから松島一周のコースにすればよかったと思ったけどまぁいいや。室内にいると窓が汚すぎて写真を撮っても窓の汚れにピントが合う。なので外に出るんだけど、風が!寒い!ガイドさんが島を紹介するたびに外に出ては、過ぎたらすぐに中に入る。の繰り返し。松島は大小260の島でできているらしい。なので覚えられるわけもなく。
この島は蔵王から吹いてくる風によってこんな形になったらしい。
この島の穴が全部空いているのを撮れるのは2秒くらいだと。ガイドさん「ああ~今です今!」と。遅いよ。
僕は大きくてきれいな施設よりも、こういう小さいけど地元の人に愛されている温泉が好きだ。加温・加水なし。循環とかそういう装置なし。入浴剤や消毒もなし。極めつけはコーヒー牛乳。310円。素晴らしい。
温まったところで秋保神社へ。ネットで餅つきと豆まきがあることは知っていたけど、ここの神社に勝負の神様がいるとは知らなかった。
餅つきには間に合わず、しかしギリギリ並んでラスト五個にありつく。
働かざる者食べました。つきたてうまい。
(以降若干の誇張表現があります。)
神社の周りに人だかりができ殺伐とした空気に。今回まかれるのは豆だけではなくお菓子もあるので、まず子供たちのやる気が違う。前にいる子は妖怪体操を歌って自分を鼓舞しているようだ。加えて豆は袋に入って投げられるのだが、何枚か地元ホテルの宿泊券などがついているので大人の目にも火が灯る。お菓子の提供元である企業さんを読み上げるお偉いさんが、あまりにもみんなの目が怖かったのか「上の段読み終わったのでもうやりますか」と言う始末。神主さんが全部読んでくださいと言わなければ早く始まっていたでしょう。鬼も「すいませんすいません」と言いながら人をかき分け移動する。
本当の鬼はどっちだ。
そしていよいよ神主さんの正式な掛け声が響く。
「福は内!福は内!!福は内!!!
鬼は外!鬼は外!!鬼は外!!!
鬼の目ん玉、ぶっ潰せ!ぶっ潰せ!!ぶっ潰せ!!!」
えらい物騒だな。
そして群衆に向け投げられる豆たち。よく見てみるとミカンやカントリーマァムが空を飛んでいる。
偶然自分のところに飛んできたのでキャッチ。この時ほど過去に野球やっててよかったと思った日はない。
こんなんもらえます。これの紙の中に引換券のようなものがはいっているようです。僕のは入ってなかった。
来年の勝利を祈って参拝。餅食う前にやるべきでした。はい。
来る途中秋保大滝なる看板があったので行ってみると、途中までしか行けない。
しかもこの時期のマイナスイオンは殺人レベル。
最後は作並温泉まで北上して「ゆづくしsalon一の坊」へ。受付で1600円と言われて、ん?となったけどあとで見たら休日は1600円だった。平日1100円。しかし高いのはわけがある。露天風呂は二種類。加えて玉こんにゃく、温泉まんじゅう食べ放題。
コーヒーも飲めるし、マッサージチェアも無料。至れり尽くせりなのである。
明日から5日仕事して、ウィンタートラックからの東京CX。ホテルのななめ向かいにサイクルベースASAHIがあてつけのように建っていて悶々とする。仙台に来てからランニングしてみたけどすぐに筋肉痛になって歩く。来週は雪が降ってしまったので走るのは危険かな(言い訳)