ORANGE overALLS drive

オレンジのつなぎを着た自転車乗りのブログ

BIKE SAND を使ってみました

全日本選手権が大島で開催されるということで、FEL美とFEL奈を持っていく必要がある。
自分と一緒に二台とも船に載せるでも構わないが、大島での移動がめんどくさそう。
というわけでFEL美(ROAD)を大島に送ることに。宿に連絡を取ってみると他にも宿に送る人がいたみたいなので、快く荷物預かりを引き受けてくれた。
いつもならフリーダムに行って大きい段ボールを確保してもらうのだけど、富士ヒルの時に出店していたBIKE SANDを使ってみようと思い立つ。
HOM(HELL OF MARIANAS)でご一緒するイシムさんに紹介してもらって代表の早川さんに連絡すると「良いですよ!」とのことですぐに送っていただきました。

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さて、組み立て。
自分の部屋では確実にスペースはないのでフリーダムにて開封。いやホントありがとうございます。

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BIKE SANDを組み立てるにあたって他に必要なのは養生テープぐらいか。
とりあえず全部出してみて、お店を広げる。腕を組んで考えて「おし、わからん!」となったので説明書を読む。
まずは自転車の解体から。と言っても外す(緩める)のは
①ペダル
②シートポスト
③リアディレイラー(RD)
の三つ。ペダルはいいとして、シートポストは高さの印をつけてから外すのを忘れてしまった。
まぁそこまでポジションは気にしないから良しとしよう。(よいこはまねしないでね)
RDは付属しているプチプチに包んでフレームに固定。

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付属はしていないがエンドが不安だったのでBBBのチェーングリップをつけて、そこにチェーンをひっかけてフレームに当たらないようにした。
あとはハンドルがついているネジを緩めて、ハンドルを切ってからドロップを下に回してトップチューブにかませる。文章だけだと何言ってるかわからん。
つまりこんな感じ。

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付属している緩衝材をフォークに二つとトップチューブに一つ、ダウンチューブに一つ装着。これで自転車側はお終い。
いよいよ箱に詰めていく。スポンジのついていない方を選んで真ん中付近に自転車を置く。
ここから登場するのが「なんかすげぇ頑丈そうなゴム」だ。童心に帰って必ず一度は「くらえ!」と言いながら飛ばすだろう。
無くすの注意と、人に向けるのはダメです。
説明書の通りにやるとゴムが強すぎて自転車を押さえつけてもらわないとできない。

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恐らく回数を重ねていくにつれて、できるようになるのだろう。いずれは一人でできるもん、だ。
段ボールの端面に切り込みがあって、これにゴムをひっかける。完成形がこちら。

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この時点で自転車はかなり固定されている。
反対側の段ボールにはスポンジが二つついており、そのスポンジにハブが来るようにホイールを載せる。
こんな感じに一部重なる形に。もちろんクイックは外す。

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これにゴムを取り付ける。ゴムの本数はかなりあったので(予備を含むのかな?)贅沢に使ってしまった。
そしてドッキングに入る。付属されている四本の柱(硬い)を段ボール板についている座にカポっとはめる。
この柱は手が入るほど穴が大きくはないので「ロックマン!」ができないのが非常に残念。
そして柱が反対側の板についている穴に合うようにして、ドッキング!(要掛け声)
ゴムで四隅を固定。付属の上板と底板を入れる。これで完成。

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と、気づいたら無残に床に転がるサドル。忘れていたけど大丈夫。
もう一枚プチプチがついているのでそれで包んで、余ったゴムで段ボールに固定。
最後にカバーをかけてお終い(赤は三倍速い。ちなみに黒と青があるそうです)。

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サイドにポケットがついているので、Di2のバッテリーとクイックを入れる。

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これで測ってみると総重量は14.56kg。20kgまでは余裕があるのでヘルメットとかシューズとか中国服とか入れられそう。
ちなみにこのままクロネコさんに持っていったら、若い兄ちゃんに「縦にしてもいっすか?」と聞かれた。
段ボールに固定しているので問題ないと判断して「うぃっす」と返事しといた。
カバーについている透明のポケットに送り先のやつを入れられるスマートさ。
愛車と一緒に写る自分の写真を入れておけば、大事に運んでくれるんじゃないかと思った。生産者の顔的なアレ。
TTバイクはSCICONで船積の予定。週末は大島にいます。

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