経済産業大臣旗

所用にて当日便になってしまったので前日のうちに荷物を最小限にまとめて車に積み、就寝。 
日曜の朝は親分のマスターズに使用するイナーメ共用のTTヘルメットを届ける。差し入れを戴きました。ありがとうございます！ 

親分は僕が届けたTTヘルメットもあってか(←ｺｺﾀﾞｲｼﾞ)3位入賞との報せ。おめでとうございます！ 
ANAから出る便の出発時刻が7時だったので6時ごろ羽田空港に到着。駐車場のP3、P4どっちも空いていたのでP4の4Fに駐車(連絡通路が4Fにあるため)。 
前回は穴守稲荷の駅近くだったのでめんどくさかったけど今回は楽チン。 
SCICONで預ける時に「広島で早めに出してもらうことはできますか？」と聞くと「無理！」だそうで。 
手荷物預かりのお姉さんが美人で舞い上がっていたけどカウンターから出てきたら自分より背が高くて高いヒールでも履いてるのかなと淡い期待を胸に足元を見るとそこまで高くなくてああもうなんかすいませんでしたって泣きたくなるのをぐっと堪えて「高価なものなので」ってちょっとした抵抗。 
飛行機の出発が10分遅れたので精神的に焦りが出てくる。窓側の席をお願いしたけど富士山が見えず。残念。 

飛行機が広島空港に到着したのが8:30。レーススタートが9:30。トイレでジャージに着替えて自転車を待つ。10分ほどで出てきたのですぐにコインロッカーを見にいくと埋まってる・・・ 
一緒の便に乗っていた多分E3の選手かな？に「Pですか？間に合いますか？」と笑われ焦りが募るばかり。 
黒猫で預かってもらえないかと言いにいくと「無理！！」だそうで。 
背に腹はかえられぬ、かくなるうえは担いでいくしかない・・・と覚悟を決めたその時。 
向こうから知った顔が歩いてくる。これが後のフリーダムのシモムラさんである。 
すさまじい後光を携えながら「E3まで見ていくから荷物預かるよ」と。 
その時僕の脳内では、どす黒く分厚い雲の隙間から光が差し込みそこから現れた女神様がうんたらかんたら。惜しむらくは下村さんが男性であることだがそんなことはどうでもよく。 
「宜しくお願いします！」と後ろも振り返らずにスタートへ全力疾走。 
到着は9時前でした。なんやかんやで結構時間ある。レーススタート。 
前回は一周目から集団分裂があったので(原因は・・・うん)今回ももしかしてと思ったけど、前回と違って路面が完璧にドライなのでそこまでの被害は出ず。 
一周二周は中盤で静観。森本さんが前で逃げに乗ろうとアタックに反応している。高岡さんも自分より前。 
三周目の下りでできた逃げに高岡さんが乗ったようで、逃げ集団は16人と多い。集団のペースが一気に下がり逆にストレスに。 
エース級の選手が残っていたので本命のアタックを待って待機。 
５周目ぐらいからビセンテ選手や増田選手がアタックしていくのに着いていく。攣っては水をかけ攣っては水をかけの繰り返し。 
ラスト3周の3段坂で心が折れ、力が出なくなる。あっという間に前がいなくなって一人旅。 
前からmatrixの外人さんが落ちてきたけどゴールする気がないようなのでパス。 
しばらく一人で走っていると後ろから「一緒に行きましょう！」と小畑さんとFIETSの高橋さんが追いついてくる。 
ここで遅れたら恐らくダメだと思い、必死で着いていく。自分も先頭交代に加わりたいが足にまったく力が入らなくて金魚の糞。すいませんでした。 
最後の周回でシマノの選手含む選手が談笑しながら走っていたので助かったと思ったけど、小畑さんが「パスしたほうがいい」というのでパス。 
確かに完走はできるかもしれないけど、最後まで出し切ってゴールするかそうでないかは雲泥の差。 
応援してくれる人がいるからそんなことはしてはいけないのに、一瞬でも気が緩んだ僕はまだまだ甘ちゃんです。 
最後の3段坂で遅れて一人でゴール。ここで親分の「超頑張れ」が活きてくる。応援が胸に沁みました。 
レースごとに応援の声が増えているのを感じます。応援＆サポートありがとうございました！特にシモムラさん、ありがとうございました！ 
ゴール後は目がチカチカして明らかにハンガーノックの状態。補給は今回羊羹7個摂取したので170×7＝1190kcal取れたはず。 
となるとやはり四時ごろの朝ご飯が少なかったか。次は前日からのカーボローディングしてみよう。 
帰りの広島空港では知った顔がいっぱいでした。

暗い。

お好み焼きを食べて今シーズンの広島は締め。 
今週末は南魚沼です。 

今朝巨大蜘蛛と対戦し勝ちました。決まり手はティッシュで包んでトイレにドン