ORANGE overALLS drive

オレンジのつなぎを着た自転車乗りのブログ

湘南CXと風邪とOB会と野辺山

先週の話だ。風邪をひくと何もしたくなくなる。ただただ眠ることに従事し、何もしていないことに焦る。精神的に「たまにはゆっくり」というのができないのだろうか。
湘南CXの朝は健康ランドで目覚める。9時までに出ないと追加料金がかかるが自然に6時頃起きてしまう。結局長く眠ることはできないのだろう。
会場について受付を済ませて試走。二年前に出たときにはハンガーノックで途中棄権した開成公園なのでトラウマがよみがえる。
コースはスタートゴール前後のストレート以外はヘアピンの連続。後ろとの距離が計りづらい。ほぼドライなので前日のマキノのリベンジに燃えていた。いい加減勝ちたい。
スタートは一列目。

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photo by suwaさん

号砲とともにホールショットは3110さん。序盤から慌てるとろくなことがないので「落ち着け落ち着け」と言い聞かせながら。
暫くすると3110さんと澤木さんのパックができていて自分はその後ろ。
自分の後ろを池本さんがついていてコーナーでぴったりくっつく。何回かストレートでペース上げたらいつの間にかいなくなってた。
真後ろにつかれるとプレッシャーを感じる。
そこからは三人パックで。ストレートで何回かアタックするけどすぐにコーナーが来て千切るまでには至らず。
何回かやってこれは無理だとあきらめる。ここで足は残っているのだから毎周回アタックして足を削るべきだった。
徐々にコースにも慣れてきてコーナーでも離されなくなっては来ているものの、やはり最終周のシングルトラック前では先頭に出ないと不安だ。

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photo by シクロワイヤードさん
澤木さん先行で最終コーナーに入るのは避けたい。最後の鐘を聞いてシングルトラックはいる前にイン側に突っ込み先頭に。
しかし慌てて前輪を滑らせ落車。澤木さん→斉藤さん→自分の順に。
先頭澤木さんに離され、コーナーの得意な3110さんにも追いつけず3位。勝てないなぁ。
先頭パックの3人の攻防は楽しかった。自分のカードはパワー勝負だったので慌てずに最後まで後ろで走っていた方が良かったかもしれない。
表彰式を待っているときから寒くなってきて、先週はずっと風邪っぴき。
金曜日がピークで、38.4℃の表示を見て野辺山は断念。
ただ、金曜日は信州大学自転車競技部OB会にて東京駅。福島さんが2010年のTTチャンピオンなのでW祝勝会。

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店が見つけられず迷子になり遅刻しました申し訳ありません。
店につくと皆さん出来上がっていて、何人かの方はお会いしたことがあり、昔話に花が咲く。
皆さんの伝説をいくつか聞いてると全裸ハ○ンなんて温いなと感じる。
その日も言いましたが、自分の優勝をきっかけに何十年ぶりに集まる機会を作れたということがとても嬉しかったです。

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後輩からもメッセージと花束をいただき、また来年と約束をして解散。
幹事の渡辺さんをはじめ、皆さんありがとうございました。来年もきっかけを作れるように頑張ります。きっかけ無くとも集まりましょう。
そのままニッシーに車を運転してもらって自分は爆睡。山梨の実家にて療養。
布団の中で56さんがSSで優勝しているのを見て、会場にいないことを悔やむ。空気抵抗の重要さを知った。
一日眠って日曜日の朝、36.0℃まで下がったので野辺山に行くと即決。
咳がでているが、何もしないなんてもったいない!ということで・・・ほんとはエントリー費がゴニョゴニョ
実家にいる時点で窓が凍っていたので覚悟はしていたが、まぁまぁ寒い。でも会社の中で一人「冷房ついてるんじゃないのか!?」と疑っていたあの頃よりは暖かい。
会場につくとデュエルマスターズを一人で二つのデッキを使ってやっているカイト少年が。
過去にデュエリストだった僕(遊戯王→デュエマ→マジックザギャザリング→卒)、相手がいないときは同じことをしていたのを思い出し、懐かしむ。
時間もあったので教えてもらいながら一戦相手をする。

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・・・勝っちゃう。
「俺本気だすわ」と本気デッキ登場。二戦目はコテンパンにやられる。
ライダーズミーティングと試走。去年の野辺山は全面泥かっていうほどだったので今年の走りやすさに驚く。
昨日はさらにドライだったとか。出たかった。試走の時点で力が入らないことを悟る。
戻ってきてデュエマ三戦目。コツをつかんで大人げなく勝利。再戦を申し込まれたが「レースがあるから」と。ここが大人の引き際なのだ。
その後カイト少年は会場で外人デュエリストと遭遇し、コテンパンにやられていた。上には上がいるもんだ。
レーススタートは4列目。

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photo by 小林誠一郎さん

外側をチョイス。寒くてギリギリまで脱ぎたくない。
笛の合図でスタート。いつも以上に押し上げてくる。階段で降りて越えようとしたら前輪が前の人のペダルに引っかかった。蘇るスポーク折損。ゆっくり引き抜き何とか無事。
何番手に落ちたかはわからないけど、まったく踏めないことだけはわかる。
病み上がりのレースってこんなに体力がないのか。これが「調子が悪い」ということか。

 

f:id:orangeoveralls:20151202215835j:plainphoto by kouji okamoto

3周目にSNELトレインができそうだったので舗装路の登りで先頭固定で牽く。タレタレだけど、何もしないよりはマシだろう。
残り4周に入ることができずに終了。咳が止まらなくなる。

昨日勝った竹ノ内さんは来週の群馬に大事を取って出ていなかった。そういう不調なときこそ我慢して休むことが大事なのだろう。
如何せんレースに出たがりの自分に我慢ができるのだろうか。南無
実家に帰って風呂に入っていると、タイヤ交換していた父兄から「発表します!」と。
何だと思ったら、兄貴がISISのタイヤのネジを破壊したらしい。(×2)

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山の中で逞しく育った我ら兄弟はちょっとやりすぎる傾向にある。兄の場合は僕よりも力が強いため、ねじ切ること数度。
久々に兄の怪力っぷりを見れてなぜかホッとする冬。
今週末は「HELL OF MARIANAS」でサイパン!温度に対応できるだろうか!昨年の雪辱を果たすために今、風邪を治す!(はよ)
HELL OF MARIANASの様子は昨年同様、FUNRIDEさんのwebページに寄稿することになります故、お楽しみに。