ORANGE overALLS drive

オレンジのつなぎを着た自転車乗りのブログ

社会人対抗ロード(白井滋杯)

日曜は社会人対抗ロードで修善寺へ。
朝一で湾岸仲間(と書いてヘンタイと読む)の雑賀さんを拾うために14号沿いのコンビニへ。
自転車を積み込んでいると警察官が近づいてくる。どうやら盗難だと思ったらしい。
最近盗難が多いから声をかけるようにしているのだとか。ご苦労様です。でも僕のことを学生だと思っていたのはいただけないな。
まぁ名前がかっこいいと褒めてくれたので許そう。
北野家到着後積み替え。その後葛西で群馬グリフィンの菅野さんと金子を拾う。またも五人五台の強行軍。交通費を浮かせるために必死です。
会場到着は余裕のスタート45分前。伊豆スカイラインで寿命が縮まりました。アーメン。着替えて準備。
レースの時には傷口にニチバンのフィルムシートを貼る。これでこすれても痛くない。
昨日高橋家からお借りしたGDRに乗ってみると、ちょっとダンシングしたときに前につんのめる感じ。しかしどんなバイクでも自分を合わせるのが中村流。
空気圧は大事をとって7。もう気合いとかでどうにかできる時代じゃないのさ。
今回は那須ブラ―ゼンやグリフィンがいるので前回のウィンターロードよりはメンツが濃いか。コースは反時計回りの秀峰亭ゴール。
ホームストレート(HS)からスタート。半周は様子見ペース。
次のHS後の登りでブラ―ゼン三人衆が前を固めてハイペースで登っていく。おお、かっこいい。
何人かで抜け出す。集団はまだ見える位置。
秀峰亭の登りで先頭にでて曳き、チラッと後ろを見ると誰もついてきていない。そんなに速いペースで踏んでないのに。
あぁ放置プレイね。じゃあずっと放置してくれ!という希望を抱き飛び立つ。独走開始。
結果的に四周回を逃げ、最大タイム差は40秒まで膨らんだ。バイクの方のタイム差の報告をちゃんと聞かないと無駄に足を使うことになる。
追走グループ(ブラ×2+立教)が10秒程度になり、ちょうど秀峰亭を登り切ったとこだったので待つことにする。
HS手前の登りきるぐらいで追いつかせる程度に速度を調整し、予定通り捕まる。しかし立教とブラの龍は中途半端な位置で追いついてこず。
ブラの吉岡君が来たので二人逃げ。次の周回賞は先輩の威厳を見せようと譲り、二人で淡々と回す。
追走は20秒差程度で後ろ、ブラを合流させたくないのでなるべく曳く。
周回賞を二度通過。というか譲ってくれた。ありがたし。
残り三周のHSを過ぎて登っていると追走集団との差が一分になりしばらくすると吸収される。
追走が後続集団に吸収されてから一気に二分まで広がり、逃げ切り確定。
先頭交代で吉岡君の顔色を窺うと、なんとまぁ涼しい顔。
まじかよ。ハァハァいってんの俺だけとか、俺が変態みてーじゃん…とぼやく。
ラスト二周の周回賞は譲り、というか後ろについてヒィヒィ。
登りでペースを上げることなく走っていたので最後の秀峰亭で千切る予定なのだろうと勝手に予想。
ならば先手を打とうとラスト周回に入る手前でアタックしようと決める。それもゴールの手前の勾配が一番きつくなるところで。
勾配キツイところで速度差をつけれれば追いつくにも時間がかかるし、何より見てる人が多い方が燃える←ココダイジ
予定通りアタック。Di2であることを忘れてツークリックでレバーへし折るかと思ったけど踏みとどまった。
バイクを左右に大きく振って踏み、最後の周回賞をゲット。ここから引き離すべく踏んでいく。
HS後の登りでバイクから「10秒!」と伝えられる。
意外とタイム差ついた?頭が働かない。後ろを気にせず踏むだけなのに気になる。早く踏むのをやめたいという欲求からくるのだろう。弱い。
秀峰亭の登りに入り後ろを見るたびに黄色いヘルメットが近づいているのがわかる。
でも自分もすっからかんで踏めない。ダンシングしても逆に遅くなった感じ。
ゴール前に姿を見せるくらいで勢いよく抜かれる。あまりにも速度差があったので踏むのをやめる。
後ろは遥か彼方なので蛇行しながらちんたら登ってゴール。つかれた…。
吉岡君に聞くと「ギリギリでした」と。はんなりポーカーフェイスめ。見事に踊らされました。
一人で逃げたのなんて大学一年の残念レース以来じゃなかろうか。
個人的には次につながるレースであったとその時は思ったけど、今こうしてレポートを書いていると悔しさがこみあげてくる。
チャレンジとしては悪くないけど結果負けたのならそれは間違っていたのだろう。
もう少し後でアタックか、最後の方まで足を溜めて登りスプリント勝負か。何が正解だったのだろう。分からない。けどレースおもしれぇと思った日曜日でした。
高橋家からお借りしたGDR。前評判通り疲れにくい。ダンシングして踏んだときの速反応性はFELTの方がいいけど。
上半身の筋肉量が多い自分はシッティングでもバイクを左右に振って走る。
GDRの方が硬さの中にもしなりがある分、上半身の力がペダルに伝わるタイミングがいいのかな?シッティングでの伸びを感じた。
ホイールも前日にまこっちさんが言い放った「コスカボ『で』いい?」という言葉に今返すとしたら「是非使わせていただきたく思います!」と膝をつくレベル。
ブレーキがちゃんと効くというのが、こんなにも安心して走れるものだとは。最初効きすぎてビビったけど。
何より走らせてもらえたことに感謝です。ありがとうございました。
レース終了後はイナーメ温泉部の活動。部長と副部長と三人で行ったことのある修善寺温泉「はこの湯」へ。

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怪我をしてたけどフィルムを貼っているから痛くない。よかった。
春休みということもあって観光客がたくさん。その後台湾料理屋で遅めの昼食。
レース後から内臓がギリギリと痛かったので食べれば治るかなと思ったけど治らず。
ユキの勧めでコンビニでヨーグルトを買って食べたら治った。ヨーグルトやるな。
帰りの渋滞は修善寺行った史上最も長かったそうだ(ユキ談)。長時間運転ありがとう。
今週末はまたも修善寺でチャレンジロード。メンツを見て絶句する春。