ORANGE overALLS drive

オレンジのつなぎを着た自転車乗りのブログ

第48回関東地域自転車道路競走大会

日曜日は高石杯に出場してきました。

朝は通路でおはよう。六時にセットしてたのに起きたのは六時半。周りのおじさんたちの迷惑にならないようにバイブにしたからか。出発予定よりも前だったので一安心。朝風呂は逃したけど。

会場に到着。試走開始時間を過ぎているので急いで受付へ。行く途中で"わ"ナンバーのハイエースにクラクションを鳴らされて、何事かと思ったらおっぺいでした。こわ、近寄らんとこ。

コースは一周2.5kmの周回でコーナーが8つ、最後のコーナーからゴールまではおよそ350m。ノンブレーキで突っ込める程度のコーナー、石も浮いていないから問題は天気のみ。朝はどんより空模様。天気予報を見ると、ちょうど決勝の時間に雨マーク。

試走中に高岡さんと合流。レースについて打ち合わせ。先日の大磯クリテと同じように、高岡さんが最後発射させてくれるとのこと。最後のコーナーに先頭で入ってラスト200mで僕が出る作戦で行くことに。「右側を一車身分空けるから、そこからスプリントしろ」と。もし最後、誰かが僕にベタ付きしていたら出足を遅らせることができる、なるほど。

午前中は予選(4周=10km)。25/40あがりなので、あがれるだろうとふんで、パンクのリスクを少しでも下げるために空気圧を"7"に。スタートは後ろの方だったけど、最終周回に入るところで軽く踏んで先頭に。バシバシ後ろがちぎれていたので予選通過は確実だったけど、前に立教の高木君が逃げていたので、追いついて、「勝負しよ。勝負!」と声をかけるも、ノッてこず。なんか重いギア踏んでゆる~く一位通過。youtubeに動画がアップされていましたね。審判さんに「あと一周だよ!」とか言われているのもしっかりとw(youtubeの動画ってブログに貼り付けたら著作権違反なのかな?)

決勝まで時間があったので車の中で毛布にくるまって昼飯mgmg。そうこうしてると雨がパラパラと。そして僕はウトウトと。起きたら雨が止んで日が射してきました。晴れたので空気圧を気合の"10"入れてスタートへ。予選で思った以上に抜きどころがないと感じたので、選手待機場所にいち早く行って自転車を置いて高校生のレースを観戦。余裕こいてバナナ食ってたら「じゃあ選手スタート地点へどうぞ!」あわてて上を脱いでスタートに行くも結局最後の方。意味なし

f:id:orangeoveralls:20140203214702j:plainスタート前、写真は進藤さんからいただきました。

レーススタート(45分+二周)。

序盤は昨年の覇者、なるしまの倉林さんや、何を隠そうおっぺい、ウィグr・・・じゃなかった(汗)ventosの小清水君、逃げのスペシャリスト安藤さんetcが積極的に動く。

注意すべきロジャースが動かない。最後のゴールスプリントにかけているのかな、と予想。f:id:orangeoveralls:20140203234428j:plain写真は毎度おなじみ、おがわさんからいただきました。いつもありがとうございます!

逃げの対応はイナーメ期待の若手、北野さんがずっと反応してくれていました。逃げては吸収の繰り返し。ペースも上がってどんどん集団が小さくなる。

僕はといえば、高岡さん北野さんのおかげであまり足を使うことなくレース終盤へ。

メーターがついていないので45分がわからなかったけど、審判が「あと二周!」と大きい声で言ってくれたので、集団の前の方へ。

ラスト一周で、もう逃げはないと確信して高岡さんの後ろへ。

1.5kmほど手前で高岡さんが先頭に出たが、大磯の鬼引きを目の前で見ていたので、信じて託せる。

500m手前で後ろを見ると真後ろに北野さん。小室さんor小畑さんがベタ付きだと思っていたので、?ってなったけど、切り替えて最後のコーナーへ。

コーナークリア後高岡さんダンシングで最高速へ。後ろでフルアウターにぶちこむ。

少し向かい風だったので200m過ぎてから本踏み。

後ろから高岡さんが「イケーーーー!」と叫んでいるのが聞こえた。

左から小畑さんがきているのを感じたけど自分のスプリントが伸びてることがわかっていたので、ゴール手前でガッツポーズ。

半車身差ぐらいかと思っていたけど、youtubeで見てみると一車身ついていた。

f:id:orangeoveralls:20140203224123j:plain一位にはお米10kgでした!これが一番うれしい!

高岡さん、北野さん、そして応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

約束通り、おっぺいを〆あげてクール便で山梨に送り返しましたので、明日あたり届くと思いますよ、山梨県の皆さん。

 

自分がエースになって走るのは二回目。申し訳ない気持ちと感謝でいっぱいです。いつもサポートしてくれる監督をはじめ、イナーメの皆さんにはお世話になりっぱなしです。イナーメに加入してもうすぐ一年です。少しづつでも返していけたらと思います。